2.腐植質脱臭法

腐植質脱臭剤を用いた脱臭法は活性炭交換式脱臭法のような構造にし、維持管理の容易さを狙った生物脱臭法にしましたが、その分ほかの生物脱臭法と比べると腐植脱臭剤の寿命に制限があり、脱臭剤の定期的交換が必要となります。

そのような半ば生物脱臭であり、半ば活性炭交換式脱臭法の特徴を持つのが腐植質脱臭法です。

腐植質脱臭剤は土壌有機物である腐植酸、フルボ酸の含有量の多いペレット状製剤品にしています。
脱臭機構は物理的、化学的、生物的な理由が重なり合って脱臭するので、生物脱臭法とも化学反応脱臭法ともいえます。
すなわち、化学的には腐植質に含まれるカルボキシル基などの官能基によるキレート反応で脱臭し、生物的には腐植質に含まれる栄養、ミネラル、水分などのバランスがとれて微生物が増殖し、生物反応で脱臭します。臭気の湿度が高いと活性炭では脱臭効果が低下しますが、本剤では脱臭効果の低下はありません。

むしろ、適度な湿度は生物反応に良い効果を与えます。生物的と化学的反応の両面から脱臭しているので腐植質脱臭剤は長寿命を保つことができます。

荏原実業㈱様の腐植質脱臭剤ボエフには当社の腐植材料を使用していただき、実用に役立たせていただいています。


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