3.4.7.腐植水の噴霧・飲水・補助飼料システム

「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」は平成11年施行、平成16年から適用されています。
このようなときの家畜排せつ物管理は排せつ物の処理・処分や脱臭などの環境対策だけでなく、病原菌発生による疫病対策や畜産経営を圧迫しない経済対策までも実行されることが大切になります。当社のエンザイム腐植を畜舎に用いると、

A) 尿排水処理では浄化促進、処理工程の脱臭、余剰汚泥の削減などの効果が得られる。

B) 糞処理のコンポスト装置では、堆肥の腐植化が促進され、脱臭、堆肥の減容、堆肥の地力増強などが進み、堆肥の農地還元では臭気がなく、土壌の団粒構造化などの土壌改良効果が得られ、作物収穫や植物病予防にもなる。

C) 畜舎では、例えば豚舎においては豚体に対して腐植水を噴霧する、腐植水を飲ませる、腐植を餌に添加して食べさせるなどをすると、

(イ)粉塵、悪臭を抑制する。     (ロ)増体効果、出荷日令の短縮などの発育促進効果がある。

(ハ)飼料要求率が改善される。    (ニ)下痢などの疫病発生を防止する。

(ホ)大腸菌、黄色フドウ球菌、緑膿菌、サルモネラ菌などの病原菌抑制がされる。

これらの腐植利用効果を得る方法を要約すると図-1に示すことができます。

図-1の①②③のいずれかの方法で畜舎に腐植を使用し、その腐植の残りが④の尿排水処理にも到達すれば、腐植活性汚泥法を強化することになります。ここの処理水を畜舎の洗浄水⑤として用いると、畜舎の掃除だけでなく脱臭にも効果がでます。


エンザイム腐植を畜舎で飼料の補助用に使うとC)項に示す効果が得られます。その補助飼料としての成分表は、お問い合わせいただければお送り致しますが、飼料としての栄養分が豊富に含まれているのではなく、成長と活性化の因子がバランスよく含まれて、成長と活性化の効果が得られています。
 

この補助飼料としての腐植に水を加えて得られた腐植抽出液を平板培地に添加して種々の病原菌を接種する試験では、C)-(ホ)に示す病原菌が抑制されています。その実験結果を表-1~3に示します(お問い合わせ下さい)。このような傾向から腐植を畜舎で家畜に用いたり、尿排水処理施設の処理水を畜舎の洗浄に用いたりすることは、疫病感染が減り、畜舎の脱臭、家畜への種々の効果が得られることになります。
 

尚、エンザイム腐植は飼料としての飼料製造業者届を農林水産大臣宛に提出し、受理されています。
 

畜舎と尿排水処理施設に腐植を用いると、これまで述べた効果だけでなく、副次的に施設全体の脱臭対策になり、尿排水処理施設では余剰汚泥量が減少し、余剰汚泥は塩基置換容量が大きくなるので、農地還元すると団粒構造になり地力増強に効果がでます。

≪参考資料(お問い合わせ用)≫

  1. エンザイムの腐植について
  2. 腐植リアクターを用いた汚泥の減量化・改質化・無臭化
  3. 養豚一貫経営における排せつ物処理設備の小型化とリサイクル化
  4. 腐植質脱臭法、最新防脱臭技術集成、P385~416、㈱エヌ・ティー・エス(1997)
  5. 腐植活性汚泥法による余剰汚泥削減の実施例
  6. 排水処理装置の余剰汚泥ゼロ実施例の根拠検討/エンザイム資料番号EZTD08G

 

※詳細につきましては、当社へお問い合わせください。


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